foot in the door tech’ スパイの最高のワザ・・・！

自分が注目したいポイントはアーニャの扱いでしょうか。ロイドとユーリの最初の出会いの時と同様、今回のロイドとレイモンドの邂逅の場面ではアーニャは不在でした。出会いの場所などを考えればむしろ同伴していた方が自然な場面ではありましたが、半ば強引にアーニャを引き離したんですよね。そりゃそうです。アーニャとレイモンドが出会い、レイモンドの考えている事が視聴者に分ってしまったら、ある意味でこのお話はおしまいなのですから。まぁ、レイモンドの心をのぞいたら、「ムスコ、カワイーーー！！スキィィィィィ！！」とか思っていたら、それはそれでギャグとしては面白いとは音もいますが、今回の画面のようなスパイものとしての緊張感は永遠に失われてしまうでしょう。
サイキッカーとしてのアーニャはこの物語の最も重要なピースを埋め、ギャグを生み出すための非常に重要なファクターではあるんですが、同時に状況によってはとてつもなく使いにくい、まさしくジョーカーに相当するカードなんですよね、世界のバグたる母とは別の意味で！

デズモンドとの対決回が中心だったんですが、個人的には、トールさんが以前注目されてたせいか、「あ！人民議会副議長の娘（たぶん、そうですよね？）がしゃべった！」と、ツッコミ入れてしまった私でした（笑）。

2期は、ストーリーも作画も傑作揃いだったと思います。
ロイドさんの駆け引きはさすがです。何で彼がこの任に当たってるのか良く分かる。
アーニャがここに居ない理由も分かる。心が読める人が居ると、何かとまずいからね、

毎週の楽しみだった作品が次々と終わってしまう・・・　最後の画面に掛かれた to be continued が生きがいに；；
12話はセリフが多かったけど、スパイものとしての緊迫感が伝わってきて面白く、非の打ち所がない最高の一話でした。