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※この動画は8月8日放送の第95話のネタバレを含みます。
銀座のカフェで偶然出会った、憧れの漫画家・手嶌治虫。
その自然体で堂々とした姿に、嵩は自分の情けなさを痛感します。
「退職願すら出せない自分」と「革新的な次回作を語る天才」。
その差に心が揺れ動くなか、手嶌が結んでくれた“靴ひも”が、嵩の心に火を灯しました。
一方、のぶは戦争で子どもを亡くした母たちの声を届けるため、政治の壁に挑みます。
理想と現実の間で揺れる彼女に、鉄子が突きつけた厳しい言葉――
「きれい事ばかり言いよれんがや。現実は、そんな甘うない」
それでものぶは信じます。小さな声にも、未来を変える力があると。
そして、嵩の「漫画家になる」という決断に反対する母・登美子との衝突。
「真面目だけが取り柄の子が、夢で食べていけるはずがない」
その叫びは、心からの心配ゆえに生まれたものでした。
けれど、のぶの隣で語られた一言が、すべてを包み込みます。
「ちっぽけな嵩が、いつか天才もびっくりするような作品を作るって、うちは分かる」
夢と現実、理想と不安、家族の衝突と和解――
揺れながらも前を向こうとする人たちの物語を、ぜひお見逃しなく。
どうぞ最後までご覧ください。
暢「戦争で子供を失った母親の声を・・」→鉄子「のぶさんみたいにきれいごとばかり言うとられんよ」→暢「戦争の無い世の中を作るのはいかんがですか？」。鉄子がダメになったように描かれている。 暢は嵩の出征式で「息子を戦争に送る母の気持ち」を理解していたはず。 戦後に「戦争で子供を失った親」の声に耳を傾けることなく夫に黙って小学校を去った暢。暢は東海林から「罪滅ぼしのつもりか？」と指摘されていた。戦争の無い世の中を作りたいなら御免与の息子を失った家族たちと向き合う事が先のように思う。鉄子だけに完璧を求めるのはおかしい。
登美子に求められたとしても (登美子はオメデタと勘違いしたから求めた) 夫の進退を妻が先に言ってはいけない。嵩の帰りを待って嵩の口から伝えるべきこと。登美子への感謝の言葉もなく、説得することもなく、一方的に退職宣言している二人。嵩はコートをハンガーにかけなら「ついで」のように登美子に退職宣言。三星就職で5年間生活が安定したこと。三星に入社したおかげで同僚から住まいを紹介してもらえたこと。日本橋で頻繁にランチできること(最初の頃は暢のお弁当だった)。二人は登美子に感謝している様子がない。