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「ゆっくり文学部」では、文学大好きな運営者が好きな文学や興味ある文学、面白い言語の歴史を解説していきます。
人類が文明を築き、言語を作り発展を遂げてきました。言語が生まれると表現がうまれ文学が作り出されます。
さまざまなエンタメがありますが文学が一番古いエンタメです。
視覚的に情報が捉えやすい漫画や動画が流行っても、どっぷりと作者の世界観に浸かれる文学がなくなることは決してないと思っています。
このチャンネルではそんな文学の面白さを伝えていきます。
また、表現が生まれるまでの「文字」や「世界の言語」などにも焦点を当てていきますので、是非ご視聴くださいませ!!
※この動画は、言語や文学に関する出来事をわかりやすく伝えることを目的としています。視聴者に衝撃を与えるような目的はございせん。
※動画内の素材は全て引用であり、著作権や肖像権を侵害する目的は一切ございません。
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解説ありがとうございます。最近ではこういう作品も少なくありませんが刊行当時はこのようなメタフィクションは画期的だったでしょうね。
この話を聞いて木々津克久先生の漫画「名探偵マーニー」を思い出しました。あれもアンチミステリーですね。地味な聞き込みや証拠集めの成果が語られるのは最後の謎解きのタイミング。読者の知らない情報がぽんぽん後付けで出てくるのは明らかにミステリーとしては禁じ手なんだけど、本来犯罪捜査ってそういうもんですよね。むしろ少ない証拠を強引に名探偵の推理力とやらで繫ぎ合わせて「真実はいつもひとつ!」とか相当やべー発想。
「虚無への供物」はイラストの建石修志氏の鉛筆画と共に雰囲気がある謎の推理小説。この作品で中井英夫氏に嵌った。50年以上も昔の作品なのに今でもたまに読むんですよね。
そんな難しく考えず、まずは読んでみて欲しいです。何とも言えない余韻が残る、名著だと思います。
中井英夫の他の小説も読みましたが、誰とも違う唯一無二の作者であると思います。耽美的と言われますが、私は晩秋や初冬のような、乾ききった寂寥感が堪らなく好きです。
がっつりネタバレしている….(⌒-⌒; )できればネタバレありと、入れて欲しいです。私は読んでいるから、大丈夫でしたが。
ここまで分かりやすく解説してあり、とても嬉しく思います。大の中井英夫ファンなので。
ちょうど命日から1週間後に、動画がアップされているのも良かったです。
ご存知だと思いますが、中井英夫先生の命日は『虚無への供物』が開幕した12月10日で、曜日も同じ金曜日です。
大好きな作品なので、家族には私の棺には『虚無への供物』と『とらんぷ譚』は必ず入れておくように、と言っています。
今回も分かりやすい動画をありがとうございます。後半で中井英夫はミステリ作家である、と述べられていますが、作品名を教えていただけないでしょうか
従来の探偵小説とも松本清張の社会派推理小説とも距離を取ってる不思議な作品ですよね