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日本史サロンでは日曜日のドラマ終了後、どこよりも早くドラマで描かれた内容の解説や今後のストーリーの前提知識を紹介しています。
※本動画は「光る君へ」のネタバレを一部含むことがありますので、ご注意ください
エンディングBGM:若林タカツグ様
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0:00 興福寺と大和守の争い
3:45 【新登場人物紹介】藤原道雅 〜伊周の嫡男の数奇な生涯〜
7:36 【新登場人物紹介】大江匡衡 〜実はこれまでも活躍していた〜
9:55 金峯山詣の本当の理由
12:33 参考文献のご案内・エンディング
についてお話しています!
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■主な参考文献のご案内
倉本一宏『紫式部と藤原道長』(講談社現代新書)
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朧谷寿『藤原道長:男は妻がらなり』 (ミネルヴァ日本評伝選)
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倉本一宏『藤原伊周・隆家:禍福は糾へる纏のごとし』(ミネルヴァ日本評伝選)
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■関連動画のご案内
■今回の時代のキーワード
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■編集協力
・動画編集:ゆうだち様(glasses0612 @gmail.com )
・図解作成:いちごのへた様(ichigonoheta0224 @gmail.com )
※使用している背景映像は河原撮影ならびにフリー画像・映像素材・ライセンス取得済みの素材を使用しています。また、一部NHK「光る君へ」のホームページ(https://www.nhk.or.jp/kamakura13/)の画像を参考にAI処理したイラストを用いています。
※日本史サロンは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
平城京から遷都した理由に寺社の影響を弱めたいとあったのに結局逃げただけで対峙しなかったから後々江戸時代まで影響力を下げられなかったのが政治の無能さと宗教の恐ろしさが出ている。
現代も統一教会や公明党の創価学会など宗教が政治に影響力があると考えると政教分離は難しいんですね。
御堂関白記に、「この人事が正しかったかわからない」と書くなんて、望月の歌を詠んだ人とも思えない😅人間味が感じられる記述ですね。
道雅、百人一首で悲恋の歌が気になってました。斎宮の務めが終った後なのにひどいですね。荒れる様子が、現代とも重なるように思いました。
6:30花山院皇女の事件は冤罪かなと思います。事件の経緯はこんな感じです。
万寿元年(1024年)12月7日、路上に女性の惨⚪︎シ体が発見される。
12月6日、彰子の邸宅に強盗が入り、犯行を目撃されたのか女房を殺害。その後、犯人はどういうことか遺体を路上に引き出して放置。い体は野犬に食い荒らされた状態で翌日発見されたと言います。
さっそく検非違使が捜査に乗り出したものの、なかなか手がかりのないまま年が明け……そして半年以上が経過した万寿2年(1025年)7月25日、ついに容疑者が逮捕されました。
検非違使庁へ引き出されたのは僧侶の隆範(りゅうはん)。仏の道に仕えるべき身でありながら、強盗に殺人に……強⭕️の罪も重ねていた人物。
「とんでもない腐れ坊主め、拷問されないとタカをくくって口の重いこと重いこと……しかし、ようやく口を割り申した」
と検非違使別当(長官)の藤原経通(ふじわらの つねみち)が、隆範に犯行を指示した黒幕が藤原道雅(みちまさ)であると上層部に報告します。
経通は藤原実資のすぐ上の兄の嫡男で小野宮流の傍系(祖父の三男の三男でありながら、祖父の養子に入って小野宮の家督を継いだ実資。実資は同母の三兄弟のうちの三男だが、次兄懐平の子がこの経通。小野宮流の家督は継げそうにないが(経通の三歳下の同母弟資平は実資の養子になってるので、弟の方がまだ可能性があった)。
弟の資平は養父の実資の引き立てもあり順調に出世し、養父実資と同様に、道長とは一定の距離を保っていたため、三条天皇の信頼も厚いし、逆に資平の三条天皇の蔵人頭補佐就任を道長が邪魔したけど結局三条天皇が押し切った形になるくらいだった。
一方で、経通は道長には一定の距離を置く弟資平や叔父実資とは違う路線で、藤原道長の家族に仕えて奉仕しまくる事で出世の糸口を見出してる立場の人物だった。
経通には伊周の長男の道雅の評判を地の底まで貶めて再起不能にする動機やメリットがある人物。
それに、彰子のうちに強盗に入ってその過程でこの皇女(彰子の女房を務めていた)がコ⭕️された経緯からも、
三位の公卿の道雅が身分の低いアウトローの生臭坊主に依頼して強盗に入らせたよりも、
後から自首して来た盗賊の頭目が強盗したと言う方が話の筋が通るかと。
実際に自首して来た後は盗賊がやった説を採用して、生臭坊主の話はなかった事になって処分も下ってないし😅、その後経通が大栄達して行ったのみても真相は明らかかと😅。
伊周は実の息子にも甥の敦康にも嫌われていましたね。あんなに悪く描かなくてもと思いましたが。
斉信邸と道綱邸の火事は本当にあったのですか?その時の伊周のあの行動はドラマの創作ですかね…
道長の金峯山寺詣は切羽詰まった懐妊祈願だったのですね~
それにしても宣孝の御嶽詣は派手な衣裳で楽しそうだったのに、道長は白い衣裳で悲愴感さえ漂っていましたね。
「曲水の宴」にて、漢詩を詠む新顔の貴族~誰かな❓と思いましたが、ドラマでは誰かは?よくは解からず・・・大江匡衡さんだったのですね😃公任の辞表代筆の件は有名ですね❗有難うございました。
興福寺の僧らが大挙して押しかける経緯が、よく分かりました。当時から山法師=有名寺院の僧侶は、悩みの種だったのですね。既に、後の世の大問題の萌芽を感じます。しかし院政期と異なり、まだ朝廷が十分にその力を抑えることができただけ優位に立てていたわけですね。伊周の息子、道雅も父同様、自滅型の人生を歩んでいるようで、父を反面教師にしなかったのはこの一族の性でしょうか?!金峯山詣が危険を賭けての決死の行動だったとは、道長もさすがにもう打つ手がなく神仏頼みだったということなのかもしれません。
寺社勢力は、延暦寺も白河法皇の悩みの種の一つになるほど侮れないものであったことが伺えます。ドラマでニンマリといやらしい笑みを浮かべる定澄は「してやったり」の心境であったに違いありません。道長の彰子を使った工作は、一族のためだけでなく己が娘の幸せも願っての事であったと思いたいです。