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#歴史 #日本史 #大河ドラマ #光る君へ
モヤモヤはそれぞれ思う答えを見つけてってことだと思います、社会の歴史授業寄りというよりも、国語的な文学だったり小説的な色が濃いのは女性スタッフが多かった部分もあったのかなと思います。ある種の男臭くない大河だと感じました。女性的大河という挑戦だったように思います。そもそもドラマ上は道長・まひろはソウルメイトですからこの形が成り立つように持っていったんだと観ていて思いました
大河ドラマ「上杉謙信」で恋愛大河やりませんか?笑笑
麒麟がくるは光秀と信長の恋愛劇だったから相性悪くはないんじゃない?って池端脚本見すぎて俺頭おかしくなっちゃってる(尊氏×直義、厩戸×馬子、鎌足×入鹿、真備×仲麻呂)
こんだけフィクション増し増しで良いなら飛鳥時代とか奈良時代の大河やってほしいわ
NHK も良いドラマも作ってる。広重ブルーとか、再放送の「おらが春」とか。今年初めて大河ドラマ見たけれど、大河ドラマって違うんだと再確認。道長をシェークスピアのリチャード三世並の悪の魅力溢れる権力者に描いてくれるのかなと思ったら、とんでもはっぷん。紫式部も孤独に他人を観察する作家ではなくて、自分の恋愛に忙しい片手間作家。期待していただけにがっかりで途中リタイア。ソウルメイトとか言ってたけど、単なる妾。
その代わり、関連本いっぱい読めたのは収穫でした。源氏物語が意外や週刊文春なみの宮中ゴシップネタを文学に昇華したのだと知りました。紫式部は才能あったことを再確認。
武士道さんはよく勉強していて、敬服デス
今年は、「平安時代のヴィジュアル化眼福」という視点で見ていました。
だから、セットや衣装、かな文字の美しさに酔いしれていました。
だから道長とまひろの恋愛展開についてはミュート、心が無になっていたので、モヤモヤすることもありませんでした。最初から期待ゼロだから裏切られない。
それは他の大河でも同じかな。
帰蝶が本当は光秀を好きだったとか、お市の方が家康を好きだったとか家康と瀬名がラブラブだったとか、他にもいっぱい創作あったじゃん、それと同じ。
歴史が好きなら「何それ」でしらけるけど、
ライト層が喜ぶならば、視聴率も上がって良きかな。
一部の人だけ評価しても誰も見なくなって制作費も高い大河止めましょうってなると悲しい。
光る君へは主軸は道まひラブストーリーだけど、
陣定、打球、五十祝、刀伊の入寇など、絵巻さながらで見応えあった。
武士道様、いつも丁寧な解説をありがとうございました。
「光る君へ」の解説総集編を拝見した感想は『若い男の子はそう見るんだ…』です。
大河ドラマを見続けて半世紀、今年は『ドラマ』に重きを置いた作品だったと思います。ガールズトークの永遠?のテーマの『男女間の友情はあり得るのか?』は自由恋愛?の平安時代からの問題だったことを示唆してくれました。
道兼や直秀は仰る通り『出汁・触媒』の扱いで可哀想でしたが、まひろが最後まで妾にならなかった事は、☝️の『男女間の友情=ソウルメイト』を保つための矜持だったと思いました。金勘定ではない関係が友情です。(一時の気の迷いで気弱になったのが『妾でもいい』と考えていた廃屋の場面で、正妻=競う相手、優劣をつける相手が親友の倫子と知り、絶望したのでしょう。以後『恋愛対象』にしないように務め続けた女の物語が今年の大河『ドラマ』でした。)
そのまひろを小さい時から知っていた宣孝は自分が夫となる事でまひろを助けたんだと思いました。
(女性にとって夫を持つ決断は現代でも大きく、大変で面倒くさいものです。)後に『不義の子』について多く語られる源氏物語を執筆する紫式部の『原体験』を見せる必要があったので、ある種理想の『パパ』の役割を宣孝に与えたのでは?(平安時代はDNA鑑定もないですし、本当にそうだった可能性もゼロではないでしょう)
長年大河ドラマを見てきたものにとって、女性主人公の年はかなり『男性のご都合主義』が気になっていました… また最近の『歴史』に重きをおいたといわれる年は『ドラマ』ではなく、歴史の授業(それも男目線の…)を映像化しただけに感じられました。そうやって一部の大河ファンは遠ざかっていきました。しかし新しいファン層を開拓した今年の大河は結果的に良かったと思います。 NHKテレビならではの豪華な衣装や、細かい時代考証に基づいたセットや小道具、そして現代日本が失いつつある『雅』を映像保存できた事は大きな成果だと思います。
武士道様のように『歴史』から見ていると資料の少なさで辛い思いをなさった一年だったのではないでしょうか…来年も資料の少なさや戦乱がないことから武士道様の苦労は続くのもしれませが、今後も楽しい動画をお待ちしています。
一年間いろいろ教えていただき有り難うございました。
道長は妾になって欲しいと2度まひろに言ってましたね。まひろは一度断ったあと後悔の日々を過ごし、次に会った時妾でいいと言おうと考えてたのに、道長から土御門邸に婿として入ると聞かされ、倫子のことを知っていたまひろは驚き傷ついて2度目も断ったシーンが深く印象に残っています。まひろの心情を思って見てて辛かったです。
私は歴史ドラマってなんなのか分かってないのかも。光る君へは平安時代の時代劇として楽しく観ました。平安時代に詳しい人たちの中でもも賛否両論あったようですが、私は成功だと思っています。大河としてはこの時代も描けるという実績が出来て、いつかまた新しいドラマが観られると良いなと思っています。
武士道さんの動画でもたくさん勉強させてもらいました。ありがとうございました。今後は解説しやすい作品の動画以外では無理なさらず、体調を優先して下さいね。
恋愛ドラマ視点でみる解説は見事で面白かったです。
堅子の父親を変更する創作は源氏物語の話を持ってくるためだと想像していましたが、
確かに恋愛としてみると創作いれないと破綻しそうですね。
恋愛ドラマと文学ネタは喧嘩しないという事も思いました。
最終回のこの続きはまた明日。というのはシェヘラザードが元ネタだったりしますしね。
麒麟がくるの時から拝聴してますが、今回の光る君へ総括はまさに神回です
一年間楽しんで観たものの、毎回残る「何かが足りない」感の正体が解らず、
同じ回を二度観ることはほぼなかった😢
鎌倉殿の時は毎週最低2~3回リピってた
気が…☺️
恋愛ドラマ故の、主役二人以外は主要人物でありながら何故か全員に漂うモブ感…😂(ききょうは除く)
そういうことだったんですね❗️
さすが歴史YouTuber‼️
激しく激しく同意でござる‼️‼️
武士道先生と呼ばせてください! 私の中のもやもやがはっきりできました! ! なるほど私は歴史ドラマの目で光る君へをみていたんですね。もやもやを言葉にするって難しい!
なんて云うか・・・
身も蓋もない事おっしゃるのですね😮
確かにそうかも知れないけど😢
絢爛豪華な平安絵巻が見れてとても楽しかったです😊
歴史の一部の資料から想像広げていく脚本が『大長今(チャングムの誓い)』に似てるなと思いながら見てました。恋愛ものでもあり、出世ものでもあり、時代の中の女であることの葛藤とか。復讐モノではなかったですが。
選挙などで当初の予定より話数が短くなったので、道兼の殺人などの伏線を活かしきれなかった側面はあるかもですね。
ありがとうございました。私は大河ドラマは今まで、人裏切ったり殺したりで、かわいそうになっていつも途中離脱していました。私は今回は意識してなくても雅な世界の恋愛ドラマ視点でみていたんですね。まひろが妾にならなくても直秀が亡くなっても不自然には全く思いませんでした。何十年にも渡って人生が見れる最高のドラマでした💓
日本史大好きな還暦すぎた元中学校数学教師です。「光る君」は最初はあまり見る気はしなかったほど正直期待をしていませんでした。しかし平安時代の時代背景を業者した番組の構成は評価できると思いました。結局最終まで見通す事になりました。全く別の話ですが我が祖先の宇都宮氏を祖となる藤原道兼が登場した時は少し興奮しました。(あまりいい人物ではなかったようですが?)
なるほどー、一年間楽しく視聴してたけど、まひろ道長周辺は消化不良な部分が多いなと思っていましたが、恋愛ドラマを優先していたがためだったんですね
今後は歴史を舞台に別のテーマを描く大河が増えていくのかも
ああ、女性ヒロインの大河って下敷きは朝ドラなのか
私も武士道さんと同じモヤモヤを抱えながら見てました!
まひろが終盤で周明と共に宋の国へ渡るかも?という展開になっていましたが、あそこで周明と宋へ行っていたら物語的にはすっきりしたかも知れません。まひろは道長への執着から解放されつつ女性としての幸せ・文学者としての探求心を満たすことができ、道長はまひろと会えず罪の罰を受ける、といったような。結果的に倫子様も傷つけずに済みますし。王道の展開から外れ続けるのはいいのですが、こういう展開になったかー!という驚きがなかったのが残念なドラマでした。
武蔵が酷すぎて、それ以来麒麟まで観なくなりもう大河ドラマは歴史ものとしてみてません!
NHKのハンドブックには、ドラマのシーンは史実ではありませんなどとはっきり書いてあるのであわせて観ると面白いです。
直秀役の俳優が、史実改変の大河と原作改変のセクシー田中さんで大活躍したのがなかなか良かった
将来に一次史料となる書物を書いたとされる作者がたくさん出演してるのが一番素晴らしい大河だと思います
私は日本人じゃないから、日本の歴史について元々詳しくないけど、紫式部と道長は「妾説あるけど基本上司と部下」っていうのを資料調べる時知ったので、恋愛関係に描くことを知ったとき「なにこれ女の出世は実力より結局枕営業みたいにするの?」と思っちゃって、最初は嫌だったけど、実際見たらこの恋愛関係によって道長をまひろちゃんの精神的分身にすることにより、無理やりにまひろを政治にぶち込むことなく、自然に政治的な部分も描ける、視聴者も「主人公はまひろでしょ道長の話しすな」にならない賢い一手だと思い、感心しました。
それにより生じる歴史的な矛盾もきっとあるんだろうな、でもドラマだけ見ると成立したらそれはそれでいいじゃないかと思いながら、歴史ドラマとして見てどうなののも知りたかったので、武士道さんの意見聞けて良かったと思います。
武士道さんのご説明、本当にわかりやすい!来年もよろしくお願いします!
戦がないですがご興味あれば!
1年間ありがとうございます!『べらぼう』も同時視聴よろしくお願いします!(*^^*)
ユニークな分析で面白かったです。自分は中盤までは凄く面白く見れてたけど、終盤になって失速して脱落してしまった。その最大の原因が〝道長が闇落ちしなかった〟こと。あんなん闇落ちしてこその道長でしょうよ!闇落ちして驕り高ぶった絶頂で「この世をば、、」で決まったー!ガチガチの鉄板でしょうよ!それをやらないでどうする?道長がいつまでも青年のままで、脂ぎった汚れたオッサンにならないのが、うーん、さすがにリアリティに欠け過ぎたかなと。とはいえ、全体的にはかなり面白い大河だったと思う。特に美術!これは本当に掛け値無しに超最高だった!
終わってみると、若い頃夢中になったベルサイユのばらの読後感と似ていると思った🌹
私は、まひろと道長の関係という大嘘が中心だからこそ、その周囲の歴史をものすごく史料ベースで丁寧に表現して、嘘のパズルがところどころ史実にぱちっとハマるという、「男女逆転大奥」みたいなところが面白いと思って見ておりました。
面白かったです!一年お疲れ様でした!
妾にするしないに関しては、あくまで現代人の感覚でいえばですが、再アプローチのタイミングがなかなか無かったのかなと。
道長、まひろとの約束もあってか、わりと仕事人間な感じだったので、彰子や一条天皇の絡みでビジネスパートナーにもなってしまったまひろとの関係を変に崩したくなかったのかと。また倫子さまのおうちとの関係も大事ですし。取り立てたまひろ家族のこともありますし。いい感じに仕事が回ってるうちは、現状維持がベターって判断もあったかなーと思いました。それはまひろにとっても。
道長もまひろもあまり恋愛脳じゃなかったから……
本作で少し納得できない部分がわかりました!
ただ、それを差し引いても歴代見た中でもトップ4には入る名作でした
史実に残ってない想像の世界で楽しめました。もし、まひろが道長の妾になっていたら史実に残ってしまうかもしれないし、賢子ののちのスゴい出世を考えると道長の子ならば容易に有り得るぞと素人ながら思ってしまうのです。
宣孝が賢子を許したのは政治的に利用できるからですよ
左大臣様もますます自分を大事にしてくださると言っていますし、私的にはまひろのことも好きだったけどまひろの想い人が道長であると知っていてそれを込みで結婚を申しこんだのかとおもいます
飄々としてながらも野心家な一面も見えるおじさんですね
太る君へ
頼光さんや金太郎たち四天王も同時代の人たちなので、ちょい役でいいので出て欲しかったなぁ
恋愛モノが苦手なので3月頃で離脱しました。
自分は歴史モノが好きなので2026年の秀長からまた観るのかな?
恋愛ドラマとして楽しんでいたもののなんで賢子は道長の子なんだろうと引っかかっていましたが、恋愛ドラマだからこそなのですね。
妾になって権力を利用するくらいでやって欲しいと思っていたわたしは意外と歴史物として見ていたのかも知れません。それでもとても面白かったです!毎週考察楽しみに拝見していました。来年もよろしくお願いいたします🙏
大衆を切り捨てでも歴オタに寄り添う姿勢嫌いじゃないw
こんにちは、武士道さんの解説にずっと頷いてました。
最初は『私は物語で、貴方は政治で世の中を変えましょう!』的なバディ感のドラマを期待してたんですけど、やっぱり恋愛だったか……と少し残念になりました、楽しませてはもらったんですけどね。ソウルメイトって恋愛的な言葉にも使うんだな〜って学びました。
終始頷きまくりです!!そう、これは恋愛ドラマ…もっというと「現代の価値観で書かれた恋愛ドラマ」でしたね。
平安時代の歴史ドラマが見たかった私としては非常に残念でした。
武士道さんのそういうところが凄くいいと思います。やっぱりモヤモヤして、うちの兄も脱落しましたからね~私は「なんて素敵にジャパネスク」世代なので、全然別物として楽しめました。でも、武士道さんや他の人の解説などで、平安の風俗とか政とかを聞けてそれなりに平安時代の歴史も感じられました。来年も両チャンネルも、武士ラジオも楽しみにしてます❕ 武士道ペースに合わせますので、体に気を付けてがんばってください😊
残されている記録を駆使して紫式部を主人公として大河ドラマを制作する。
とんでもないミッションを素晴らしく仕上げたなと思います。
みなまで言うな
お察しください
の連続なんすよ。
日本の文化、歴史に興味を持つきっかけになれば大成功。
一方武士道さんのような視点も非常に重要で素晴らしい時代になったなと実感しました。
また武士道さんの視点での語りを楽しみにしています!
平安時代の貴族社会の優雅で
美しい世界観の中に
勢力闘争や呪詛などの人間の強欲の
ドロドロ感もあって
まひろと道長の少女漫画的な
愛の障壁を超えた2人の関係性も
恋愛ドラマとして面白い
人間ドラマだと思いました
ただ源氏物語や藤原摂関家を
詳しく知らなかったので
武士道さんの動画を見て史実と違うことを知って勉強になりました
I think the only way to depict the “boring” period without the battles and sword fights of the 摂関期 is through romance.
And in fact, they succeeded.
恋愛と権力争いを書いてたけど、1番は‘作家’や‘文学者’の話だと思ってます。
まひろが途中で道兼への恨みを断ち切るなど、仇討ちしても謝罪されても自分の心の区切りでしかない所 道長の事は折り合いが何十年経ってもつけきれなかった。人に話しづらい世や人の光と闇を紙にしたためる。
これから平安期ももっとやるためのプロモーションだと思っています。
戦派の人には悪いけど文学や文学のドラマもっと見たいので次のべらぼうも楽しみです🥴
解説おもしろかったです。
光る君へは面白い部分もあったけれど、母親や直秀の死がまひろと道長の恋愛の栄養として使い捨てにされ、源氏物語を生み出す苦労も楽しさもあまりなく、源氏物語すら恋愛物語の糧にされてたのはモヤモヤしました。
平安中期の調度品や柄や、衣装の着こなしも史実とは結構異なっていたので、せめてそこはちゃんとやって欲しかったなと思いました。
歴史ドラマとして見る人を第一話で切り捨てた、という感じもしました。ただペース配分はやっぱりちょっと歪で最後に詰め込みすぎて、彰子との関係性はぶっつり切りすぎだし逆に清少納言といきなり修復してるしでしょうがないのかなあと。
ドロドロ悲哀な韓流エッセンスを流し込んで、韓流好き女性視聴者を取り込みたかったんでしょう。
そういう面では目的はたっしたのでしょう。🥸
だから、「光る君」へは大河ドラマ本流ではなく、あくまでも亜流、枝流であり、別冊かと。
これは同時期放送あった大奥と同じです。
従来のNHKの王道的ではなく、民放覇道な味付けですね。
歴史系醍醐味な作品は『鎌倉殿』がかろうじて今のところ最新作と感じます。
まあ、いまは素材が使い尽くしてますから、
これからはかなり妄想系展開にしていくしかないのかもしれませんが。😅
私も初回道兼の改変スゴイ!とか、庶民の貧しさや識字の問題が描かれて、あっ、これもサブテーマか、最終回で現代まで射程伸ばすかも!とか期待しました。が、そこから???の連続だった、んですが。
彰子入内あたりでやっと気づきました。これ、もしかしなくてもベルばらやん。。。引用シーンがいくつもある。篤姫(大好きです)超えのファンタジーか。。。去年NHKでやった大奥(大好きです)もびっくりのリアリティーライン。ってことは終盤に刀伊の入寇か?。。と。
ベルばらについては、とりあえず中田あっちゃんの動画が男性視点で傑作だし観るとだいぶわかります。なぜそんな恋愛!?という価値観のギャップとか。
脚本の大石さんは宝塚の脚本も書かれてます。ちょいちょい舞台っぽかったのもそれかも。
大石さんは、今までの仕事、プライベートでの経験、見聞きしたこと、過去に楽しんだコンテンツ、とにかくあらゆるものを動員して全力でこれにぶっ込んだんでしょう(ラストはシェヘラザードからのサラコナーですよ)。数年前、伴侶をなくされたとも聞きます。
まるで宣孝死後、あらゆるものをネタに源氏を書いた紫式部です。「光る君へ」は大石さんの源氏物語、ベルばらといったレジェンドへのリスペクト、挑戦であり、だとすれば史実への挑発でもあります。
他ならぬ光源氏が物語中、「女子供の物語など取るに足らん。とはいえ、大文字の歴史をなぞる史書ではない、嘘だらけの物語にこそ宿る人間のこころもあるだろう」と語っているわけです。まひろも言ってましたね。まさにコレ。今回のドラマ、紫式部が書いたこの言葉こそが鍵です。紫式部の志を継ぐのなら、ここはリアルな歴史ドラマではない。
批判は承知の上で、歴史をまんま原作にはしない、と。私の本気、私の魂は嘘の物語に乗せよう、と。メタ構造に、パラレルワールドに片足突っ込んでる感はあります。
平安時代に明るいわけでも古典好きでもないらしい大石さんがオファーされたということは、今回このくらい破格でよし、という制作側の意図もあったと思います。
自由すぎる剛腕、でも繊細な脚本に、真っ向から取り組んでいったのが現場でしょう。緻密なセットや小道具はホントによかった。わかりやすくキャッチーなシーンが多いんですが、多様な解釈を許すような玉虫色の、おおお。。。と息を呑む高度な演出の箇所もまた多く、そこはまさに源氏物語でした。俳優さんもスゴイです。
大河ドラマ枠でこれをやったその意気やよし、ですが、本当は、もっと歴史ドラマの番組がたくさん(せめてあと2個くらい)あると武士道さんも楽しいですよね。。。今回本当に内容の深掘り、ズバリの部分を喝破されてて面白かったです、ありがとうございました。
最後は宮廷のありようから離れたところの双樹丸とか隆家とかが爽快でした。ずっと推してたのは一条帝ですが、彼の対極ですね。
私は最終回まで観て泣いてやっと、いろいろ咀嚼できた気がします。野を進むまひろに大石さんが重なります。
ながながおじゃましました!
あ、まひろの妾になるならない問題ですが、源氏物語の女性を読むと、よくしてもらったとしても貴族の2番手以下の女におさまるとか相当キツい、と感じるヒロインが多いのがわかります。物語の大きなテーマです。当時は当たり前だった世間の通念こそ、紫式部は唾棄したいんじゃないかな。夕霧巻のラストの紫の上の感慨ですね。やっぱり「光る君へ」は歴史物語じゃなくて大石著「源氏物語」、です。武士道さんが感じてらっしゃる通りです。
30年40年恋愛もの描くことあるか?
→からくりサーカス
面白かったけど、感じていた違和感を言語化してくれて納得しました
道兼や散楽の人があっさり亡くなったのも二人の絆を深めるためだったんですね