#ザキング
ザ・キングを面白くしている構造を解説しました！（1話～10話）
時間が止まるシーンでイ・ゴンは2.71828182846…と謎の数字を口にします。これは、ネイピア数という数で、πと同じような無限に続く数字です。πは図形の本質を理解する学問である幾何学という分野において重要な数であるのに対して、ネイピア数(e)は微分積分などの解析学という分野で重要な数です。イ・ゴンはネイピア数を暗記していて、それをどこまで言えるか？で時間を計測したのですね！（キチガイ…）しかし、イ・ゴンはドラマの中で数学に例えて素晴らしいセリフも言っています！「+はそこに意味があるから初めて+になる。顔は人物を表す記号にしかすぎない（9話）」これめっちゃ深くないですか！？！？ + っていう記号に誰かが『足す』って意味を付けたから+は足すという中身を手に入れたのです。もし誰かが『引く』という意味を付けたら+は引くという中身を持つことになります。この話を、見た目は同じでも違う人物が存在しているパラレルワールドの世界に例えていますし、もっと言うと、「人は見かけではなく中身だ」ってことを暗示しているようで、自分にとってはクールなコメントでした。
ちなみにパラレルワールド系の作品がめちゃくちゃ好きで、特に「シュタインズ・ゲート」「僕だけがいない街」「君の名は。」が最高に好きです！（パラレルワールド系の動画作りたい…）タイムリープで重要なポイントは、どのような方法でリープするか？そして、世界線という概念が存在するか否か？だと思っています。本作品では、笛を使って竹林にあるゲートをくぐることで異世界へとリープしてますね。世界線という概念があるか否かはこれから判明してくると思います。今後に期待！
ザ・キング 永遠の君主 | なぜ面白くないのか！？を解説（1話～10話）
ザ・キング: 永遠の君主 | ティーザー予告編 | Netflix
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