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NHK大河ドラマ「光る君へ」、第37回9月29日放送、藤原伊周の最期死!再び彰子呪詛事件、公式ガイドブックあらすじネタバレ解説、藤原道長(柄本佑)まひろ(吉高由里子)藤原彰子(見上愛)
今回のテーマは「伊周死去!再び彰子呪詛事件!」と題しまして9月29日放送予定、第37話のあらすじをまじえましてお届けしたいと思います。第36話では、1008年9月、30時間を超える難産の上、藤原道長の長女、彰子がついに、一条天皇との間に御子を産みました。その翌月、一条天皇は無事出産を終えた彰子と敦成親王(あつひらしんのう)の内裏参入が11月17日と聞き待ちきれず「すぐにでも我が子をみたいと」と10月16日に土御門殿へ自ら出向きます。
まひろは、彰子の女房役から、新たに生まれた敦成親王(あつひらしんのう)の乳母(うば)となり、娘の賢子と共に育てていきます
1008年11月1日、土御門殿では敦成親王あつひらしんのう、のちの(後一条天皇)の誕生祝いの宴が開催され、皆に祝杯の酒が振る舞われました。酔った藤原公任は、まひろをみつけると、あなたが源氏物語を書いているお方ですかと訪ね「この辺りに若紫は居られませんか」と源氏物語にでてくる場面について問いかけます。若紫(わかむらさき)は『源氏物語』五十四帖のタイトルのひとつで第5帖に登場する人物の名前ですでに貴族の間では多くの人に読まれ、高い評価をうけていました。まひろはその問いに対して「光源氏似の良い男も居ないのに、どうして紫の上が居るものかしら」とこたえ公任の笑いを誘います。
ある日、まひろが、源氏物語の原稿を実家に取りに行くと、道長がまひろの実家から源氏物語の原本(草稿本)を持ち出して娘の妍子(きよこ)に与えていた、という事件が起きました。これは道長が、源氏物語を使って、一条天皇を彰子の元におびき寄せた策をまた次女の妍子(きよこ)にも使い、東宮・居貞親王いやさだしいいのう(後の三条天皇)に、妍子を入内させるための第二の布石(ふせき)とし、居貞親王(いやさだしいいのう)には、藤原 済時(ふじわら の なりとき)の娘の娍子(すけこ)との間に既に四男が生まれており、妍子(きよこ)にも姉の彰子同様に世継ぎとなる男子を産むことの使命を与えたためといわれています。そして道長の策は見事、的に当たり、翌年一条天皇の崩御(ほうぎょ)により三条天皇が即位するとその翌年2月、妍子(きよこ)は中宮に冊立され、4月娍子(すけこ)は皇后に冊立されました。
いっぽう、この年の正月末、彰子と敦成親王(あつひらしんのう)を狙った呪詛事件が発覚し、呪詛を行ったとして捕らえられたのは、円能(えんのうという)陰陽師で、ともに計画を企てたとして高階明順(たかしな の あきのぶ)、高階光子、源方理(みなもとの かたまさ)の3人の名前も浮上しこの3人は全て藤原伊周の縁者であり、朝政に復帰していた伊周も大きな打撃を受け伊周の叔母(おば)の高階光子が入獄させられ、伊周は直ちに朝参を止められます
その後4ヶ月後の6月13日に道長の計らいで呪詛の件は落ち着き、伊周は朝参を許されましたが、伊周は翌年正月28日、37歳で逝去します
伊周は死の直前に、お后(きさき)候補としてたいせつに育てた2人の娘へ「くれぐれも、宮仕えをして、親の名に恥をかかせることをしてはならぬ」といいます。
また息子の道雅(みちまさ)に「人に追従して生きるよりは出家せよ」と遺言をのこします
長女は道長の次男頼宗(よりむね)の正室となり、右大臣俊家(としいえ)・内大臣能長(よしなが)を始めとする多くの子を産みます。
しかし伊周の死後、その屋敷は群盗が入るほど荒廃し、次女は、道長の長女、藤原彰子への出仕を余儀なくさます。嫡男道雅は、三条院の皇女、当子内親王(とうしないしんのう)との恋を引き裂かれて、以後、官吏につくことにも恵まれず、多くの乱行を行い「荒三位」と呼ばれるようになります
これにより、一条天皇と定子の間に生まれた第一皇子の敦康親王(あつやすしんのう)は完全に後ろ盾を失い窮地に立たされ、道長は彰子の子の敦成親王(あつひらしんのう)の未来の天皇即位へ向け行動していきます。
そして38話へと続きます。
この続きは次回動画で御覧ください。
なお、36話以降のあらすじは、まだ最新の5月24日発売の後半公式ガイドブックでは
公表されていませんので、正式には9月後半に発売になります完結編の方の内容になりますが
事実や出演者さんや脚本家の方のインタビュー内容や、すでに発表になっています情報をを元に推測させていただいております
本日は最期までご視聴いただき、ありがとうございました。
また次回動画もどうぞお楽しみに。
チャンネル登録、高評価もよろしくお願いします
7月14日(日)=第27話
7月21日(日)=第28話
7月28日(日)=第29話
8月 4日(日)=第30話
8月11日(日)=休止(パリ五輪)
8月18日(日)=第31話
参考資料
NHK出版「光る君へ」後編
東京ニュース通信社「光る君へ」Book2
国文学研究資料館所蔵
NHK(C)
道長は頼通に遺言を残しています。頼通の後は頼通の息子ではなく、頼通の弟である教通に継がせるようにと、その後は頼通の息子にと、道隆が息子伊周への溺愛による混乱に対処したんでしょうね。ちなみに、頼通は遺言通りにしないで息子に継がせようとしたら、彰子に激しく、叱られ、教通に継がせたそうです。
うぽつ❗伊周、色々と学ばないなぁ…と思ってはいたけど、ここまでとはなぁ🤔まぁ問題さえ起こさなければ少しはまともな人生送れてたかもしれないのに勿体無い😅彰子様がご無事で良かった(๑•̀ㅂ•́)و✧
伊周は酒浸りになり、糖尿病で亡くなったんでしたね。道隆、そして道長も同じ糖尿病で亡くなるとなるとやはり、遺伝なのかとおもってしまいます。
道長さんの顔が段々、意地悪爺さんみたいに見えてきました
伊周逝去!最後まで浮かばれない人生だったな😢