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NHK大河ドラマ「光る君へ」第32回　8月25日放送、紫式部、まひろ道長結婚か？ついに道長の妾になる！彰子の女房役という名の公認妻へ！！公式ガイドブックあらすじネタバレ解説
藤原道長（柄本佑）まひろ（吉高由里子）藤原彰子（見上愛）

動画を御覧いただきありがとうございます。NHK大河ドラマ「光る君へ」、公式ガイドブックから読み取れるドラマ展開予測、ドラマ最新情報などをお伝えしさせていただいています

今回のテーマは「まひろがついに道長の妾になる！」と題しましてまひろの夫の藤原宣孝が、結婚後すぐに突然の死を迎え、まひろは、道長と倫子の間に生まれた中宮彰子の女房役として、彰子が住む「藤壺」に住み込みで働くことになりますが、これには道長の、隠された緻密な計画があったのではないかと読み取れる内容が公式ガイドブックで、見つかりましたので、第32話のあらすじと合わせまして解説していきたいとおもいます

8月25日放送　第32回では1005年3月、一条天皇と亡き皇后の藤原定子の間に生まれた、
第一皇女の、脩子内親王の裳着（もぎ）の儀式が行われるシーンから始まります。
裳着（もぎ）の儀式とは、平安時代に女子が成人したことを示すことを目的として行われた通過儀礼で現代の成人式のような儀式です。通常は12歳～16歳頃に行われますが、脩子内親王はこのとき、まだ10歳でした。

そして道長は、この数日後に、藤原公任、藤原斉信（ただのぶ）、藤原行成らと共に、土御門殿（つちみかどどの）で漢詩の会をひらいて、そこに、伊周や隆家も招きます。伊周は、長徳の変以降、道長を恨んでいましたが、道長に対して丁寧な挨拶をして、とても和やかな雰囲気で会が行われました。そして伊周は見事な漢詩を披露し、一同を感心させます。

いっぽう、一条天皇にまひろが書いた物語を読んでもらったところその物語の中に「帝が更衣との、はかない恋のために、政をおろそかにして、内裏で陰口を言われる」という部分を見て
「これは朕（ちん・天皇の自称）への当てつけか」といい、誰が書いたのかと問われた道長は「藤原為時の娘でございます」といいます。

一条天皇は以前、定子からまひろを、ききょうの友人だと紹介されていて、物語の中に「唐（から）」の故事や仏の教えがさりげなく取り入れられていてまひろの博学ぶりに感心して、続きを詠んだ上で、まひろにあいたいといいます。そこで道長は、まひろを彰子の女房として「藤壺」に招きいれれば、一条天皇も藤壺を訪れるきっかけになるのではとおもいすぐに、まひろの家を訪れて、女房になってくれと、まひろに話します。まひろは、為時に相談すると、一条天皇に見込まれて「藤壺」に上がることは名誉なことだと女房になることを認め、まひろも、宣孝の死後、生計を立てなければいけないので、女房になることをうけいれます。
そして道長は「娘の賢子」も連れてきてもよい、といいますが、内裏は、幼い子が暮らすには適していないとおもい、置いていくというと賢子も「じいじと暮らす」と拒否したため、娘は為時のところに置いておき、藤壺に上がる決心をします。

そして道長は、すぐに倫子のところにいいって「彰子のために、まひろを女房として、物語をおとりに、帝を藤壺におびき出す」というと倫子は「それは名案ですわ」とめずらしく意見が一致して、物語を書く女房として、藤壺に招きいれることを快く承諾します。
そして33話へと続いていきます

さあ、みなさんは、どうお感じになられたでしょうか？
女房といっても、現代の女房（妻）とはまったく意味合いがちがってですね、彰子の、身の回りの世話や来客時の対応など、宮中の雑務を行う女官とした列記とした職業で他にも大勢の女房たちがいるわけですが、一人住みの「房（ぼう）」すなわち個室を与えらますので、道長は、本当に彰子のためだけに、まひろを女房として藤壺に招きいれたのでしょうか？
そして、まひろは、本当に、物語を書くためだけに藤壺にいくことを決意したのでしょうか？
賢子を連れて行ったら、もし夜に、道長様と何かあったらと、わずかな期待を、膨らませていたのかもしれません。

そして道長は、娘と天皇を結びつけて、更に倫子の了解をえて、まひろをそばに置くことができて、自分とまひろの間の娘も迎え入れさらに、政もうまくいくという、一挙三徳のような条件を手に入れるわけですが
道長の詠んだ有名な歌で　
「この世をば　我が世とぞおもう　望月の　欠けたる　ことも　なしと思へば」という歌がありますが
「この世で自分の思うようにならないものはない。満月に欠けるもののないように、すべてが満足にそろっている」
という意味ないなりますが、この歌はですね、一般的には３人の娘を次々に天皇や皇太子の后とした道長が、得意満面に詠んだ歌とされてきましたがひょっつすると、家庭を壊さす、まひろも近くに置いておくことができ、さらに政もうまくいく、まさに、このことを詠んだのではないかとも思えてきます
今回は8月25日放送　第32回のあらすじをご案内させていただきました。

みなさん、いかがだったでしょうか？お楽しみいただけましたか？
そしていよいよ、まひろは、このあと源氏物語を書き始めていきますが
まひろにまた、衝撃的な事件が次々とおこっていきます。さあどうなっていくのでしょうか？
また続きを聞いて見たという方は、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いします。
また皆様の、感想やご意見、あらたな仮説などありましたら、コメント欄にご記入いただけたらうれしいです。

本日は最期までご視聴いただき、ありがとうございました。
また次回動画もどうぞお楽しみに。
チャンネル登録、高評価もよろしくお願いします

参考資料
NHK出版「光る君へ」後編
東京ニュース通信社「光る君へ」Book2
国文学研究資料館所蔵
NHK（C）