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【動画】NHK大河ドラマ「光る君へ」第32話8月25日放送 予告「誰がために書く」「最終回予測」裏あらすじ!源氏物語から読み取る衝撃展開!ネタバレ解説 藤原道長、まひろの最期、吉高由里子、柄本佑!

NHK大河ドラマ「光る君へ」第32話8月25日放送 予告「誰がために書く」「最終回予測」裏あらすじ!源氏物語から読み取る衝撃展開!ネタバレ解説 藤原道長、まひろの最期、吉高由里子、柄本佑

動画を御覧いただきありがとうございます。今回の動画では、8月18日に放送されましたNHK大河ドラマ「光る君へ」の第31話の内容と8月25日放送予定の第32話「誰がために書く」の内容について、気になった点や、注目すべきポイントなどを大河ドラマでは語られぬ、隠された史実と合わせて紹介していきます。

第31話では、まひろの元を訪ねた道長が、娘の賢子と出会い、まひろと、みちなが、賢子の3人が、はじめて、為時の屋敷で、おなじ時を過ごしました。みちながは、賢子を膝の上にのせ、賢子の顔をみると、「母親に似て、かしこそうな顔をしている」といい、満面の笑みで、まひろをみつめました。まひろは、すこし戸惑ったようすでしたが、うれしそうな表情をうかべその様子を、まひろとともに暮す人々も、暖かくみまもります。まひろは、道長から依頼を受け、帝に献上する物語の執筆をはじめましたが、これが後に、日本が世界にを誇る、文化遺産ともいえる「源氏物語」となりその物語は、54話もの長編となり、その量は、四百詰め原稿用紙で4000枚に達する量で登場人物も430人と膨大な情報量となっています

この膨大の原稿はすべてを、紫式部が一人で書いたのかという疑問については、現代でも明らかになっていませんが紫式部の日々の暮らしを書き残し、た紫式部日記によると1008年10月1日に、土御門殿で開かれた、敦成(あつひら)親王(後一条天皇)の誕生祝いの宴で、皆に祝杯の酒が振る舞われた際に酔った藤原公任は、まひろをみつけると、あなたが源氏物語を書いているお方ですかと訪ね「この辺りに若紫は居られませんか」と源氏物語にでてくる場面について問いかけた。と書かれています。若紫(わかむらさき)とは『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつで第5帖に登場した、主人公の光源氏の妻となる人物でこのころ、すでに貴族の間では、この物語が多くの人に読まれ高い評価をうけていました。まひろはその問いに対して「光源氏似の良い男も居ないのに、どうして紫の上が居るものかしら」とこたえ公任の笑いを誘うという出来事があったと残されています。この日記の内容から見る限りでは、 1008年頃までには、第5帖までが、紫式部のてによって書かれたものではないかと、読み取れる貴重な記録だとみられています。

8月25日放送 第32回では1005年3月、一条天皇と亡き皇后の藤原定子の間に生まれた、第一皇女の、脩子内親王の裳着(もぎ)の儀式が行われるシーンから始まります。裳着(もぎ)の儀式とは、平安時代に女子が成人したことを示すことを目的として行われた通過儀礼で現代の成人式のような儀式で通常は12歳~16歳頃に行われますが、脩子内親王はこのときまだ10歳でした。そして道長は、この数日後に、藤原公任、藤原斉信(ただのぶ)、藤原行成と共に、土御門殿(つちみかどどの)で漢詩の会をひらいて、そこに、伊周や隆家兄弟も招きます。伊周は、長徳の変以降、道長を恨んでいましたが、道長に対して丁寧な挨拶をして、見事な漢詩も披露して、とても和やかな状態で会が行われました。いっぽう、一条天皇にまひろが書いた物語を読んでもらったところその物語の中に「帝が更衣との、はかない恋のために、政をおろそかにして、内裏で陰口を言われる」という部分を見て「これは朕(ちん・天皇の自称)への当てつけか」といい、誰が書いたのかと問われた道長は「藤原為時の娘でございます」といいます。一条天皇は以前、定子からききょうの友人だと紹介されていて、物語の中に「唐(から)」の故事や仏の教えがさりげなく取り入れられていてまひろの博学ぶりに感心して、続きを詠んだ上で、まひろにあいたいといいます。そこで道長は、まひろを彰子の女房として「藤壺」に招きいれれば、一条天皇も藤壺を訪れるきっかけになるのではとおもいすぐに、まひろの家を訪れて、女房になってくれと、まひろに話します。まひろは、為時に相談すると、一条天皇に見込まれて「藤壺」に上がることは名誉なことだと女房になることを認め、まひろも、宣孝の死後、生計を立てなければいけなかった事情もあり、女房になることをうけいれます。そして道長は「娘の賢子」も連れてくれば良いといいますが、まひろは、内裏は幼い子が暮らすには適していないとおもい、置いていくというと、賢子も「じいじと暮らす」といい、娘は為時のところに置いておき、藤壺に上がる決心をします。そして道長は、そのことを「彰子のために、まひろを女房として、物語をおとりに、帝を藤壺におびき出す」というと倫子は、「殿が、なぜ、まひろさんをごぞんじなのでか?」と疑問におもいましたが、その後、道長のある言葉で「それは名案ですわ」と意見が一致して、物語を書く女房として藤壺に招きいれられます。

またこの年は、内裏で大きな火災があり、一条天が中宮彰子の手を取り、徒歩で内裏から脱出する出来事がありました。二人は、いったん内裏周辺の建物に避難し、数日後に2人は、彰子の実家である道長邸に身を寄せ、この出来事で、二人の関係に変化があり、あらたな展開を迎え、そして33話へと続いていきます

そして31話でまひろが物語を書き始めるシーンでは、天からまひろの元に、青やピンク、黄色、紫など色とりどりの紙が舞うように降ってくシーンがありましたがこのシーンは、天啓と呼ばれる現象で突如、空から色とりどりの紙片が舞い降りそれはまるで、天から授かったかのような、美しい文字が踊る短冊の数々で金色の紙には艶やかな恋の歌が、銀色の紙には切ない別れの情景が、そして、緋色の紙には壮大な歴史の物語が綴られていました。風に乗って、それらの短冊は紫式部の机の上、そして彼女の心へと舞い降りる。一つ一つ拾い上げ、目を凝らすたびに、新たな物語の世界が広がっていきます。空から降ってきた言葉たちが彼女の中に新たな物語を生み出しました。

さあ、この先、どうなっていくのか、みなさんは、どうお感じになられたでしょうか?そしていよいよ、まひろは、順風満帆(じゅんぷうまんぱん)に源氏物語を書き始めてくようにみえますがこのあと、まひろにまた、衝撃的な事件がおこっていきます。今回は8月25日放送 第32回のあらすじをご案内させていただきましたがまた続きを聞いて見たという方は、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いします。また皆様の、感想やご意見、あらたな仮説などありましたら、コメント欄にご記入いただけたらうれしいです。

本日は最期までご視聴いただき、ありがとうございました。
また次回動画もどうぞお楽しみに。
チャンネル登録、高評価もよろしくお願いします

参考資料
NHK出版「光る君へ」後編
東京ニュース通信社「光る君へ」Book2
国文学研究資料館所蔵
ウィキペディア
NHK(C)
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie

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8月25日(日)=第32話