NHK大河ドラマ「光る君へ」第48話「最終回」藤原道長と紫式部の関係!「藤原賢子結婚出産」誰の子か?43話以降あらすじ予告予測ネタバレ解説。吉高由里子(まひろ役)柄本佑、双寿丸(伊藤健太郎)藤原賢子(南沙良)めざせ、かしまし歴史チャンネル
このチャンネルではNHK大河ドラマ「光る君へ」の最新情報とドラマ内容についての解説をさせていただいています。今回の動画では12月15日に放送になりす最終回のあらすじ予測と題しまして第48話で起こる出来事について予測解説をさせていただきます。
今回のテーマ
ついにまひろの旅立ち!
天国から『道長来迎』川辺で再会
最終回「賢子出産」誰の子か?
そしてクライマックスへ というテーマでお届けさせていただきます
現在42話までが放送されましたが、残すところあと6回となりましたが今後6話でどのような出来事が起きるのか?最終話がどのようになっていくのかについて予測解説をさせていただきます
第43話 三条天皇失明天皇譲位へ
第44話 三条天皇崩御
第45話 敦成親王即位
第46話 刀伊の入寇
第47話 賢子結婚・出産
第48話 最終話
藤原賢子出産。誰の子か?
史実をみますと、賢子は、長和6年(1017年)18歳ごろ、母の後を継ぎ一条院の女院彰子(上東門院)に女房として出仕し、この間、藤原頼宗、藤原定頼、源朝任らと交際があったことが知られている。その後、関白・藤原道兼の次男・兼隆と結婚、一女の源良宗室をもうけた。これは『栄花物語』「楚王の夢」「大宮の紫式部が娘・越後の弁、左衛門督の子産みたる」の「左衛門督」を兼隆とする解釈である。ただし、この配偶者を「兵衛督」の誤りとみて藤原公信とする説もあると書かれいます。次男兼隆が左衛門督になったのは1021年ころですので、もしこのドラマでも賢子が結婚、出産するとしたら刀伊の入寇の47話以降だとみられますが、43話の予告で平為賢とともに、太宰府へ行き、刀伊の入寇に参加する双寿丸ももし、戦から生きて京に戻ってきたとしたら、また賢子と再会する可能性も考えられますので、賢子が双寿丸の子どもを産む可能性も考えられます
最終回は、ドラマ展開の予測からしましても道長がこの世を去る1027年頃までが描かれるのではないかと思われますが、もし42話での、まひろと道長が川辺で誓った「お前は俺より先には死んではならぬ」という約束が果たされたとしたら、まひろは道長のより長く生きて、自分の人生をまっとうし、また川辺のシーンで最期を迎えるのではないかと予測しています
今回のドラマで幾度となく登場する印象的なシーンとしまして川辺、鳥の声、そして夜空を見上げるシーンがありますがこのシーンが伝えたっか意味はなんだったのでしょうか?
このドラマの第1話では、まひろは、家で飼っていた鳥が鳥かご逃げてしまいその鳥を探して河原にいくと、そこで道長の幼少期の三郎と出会いました。まひろは子供の頃、「竹取物語」の話をきかされ、月にも誰かおるのかもしれないとおもい、亡くなった直秀や、のぶのり、宣孝も、月から自分をみているのだと感じていました。川辺で男女が合うというと七夕の織姫と彦星を連想される方もいられるのではないかとおもいます。ドラマの中で登場した、まひろの書いた「鵲語り」という物語に登場する「鵲(カササギ)」という鳥は、平安時代の和歌にもよく登場し、特に七夕(たなばた)の時期には、織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が1年に一度、七夕の夜に、鵲橋という橋の上で会うことから和歌の中でも読めれていました
また『源氏物語』の中でも、光源氏(ひかるげんじ)が亡き妻の葵(あおい)を思い出して悲しむ場面があります。彼は「長恨歌(ちょうごんか)という詩を口ずさみながら、七夕の夜空を見上げ、過去の思い出と今の寂しさを比べています。このように、平安時代の和歌には、鵲の橋や七夕の伝説が多く取り入れられていました。これらの和歌を通じて、当時の人々が感じた愛や切なさ、美しさが伝わってきます。一条天皇もよく読んでいた中国の漢詩人の白楽天 の詩「長恨歌」(ちょうごんか)の中にも、七夕の夜、カササギの橋の上で会えない恋人を思い、切ない気持ちで歌っている詩が登場します。カササギは、七夕の夜に、おりひめと、ひこぼしが、天の川をはさんでかかる橋、鵲橋がふたりをつなぎ合わせます。このドラマの第1話でも、まひろは、にげてしまった鳥をおいかけて、河原のほとりで、三郎とであいました。まひろが飼っていた鳥は、ヤマガラという小さな鳥でしたが、そのとりがふたりの出逢いの架け橋となりました。最終話でもきっとこの鳥が二人を永遠に結びつけるきっかけになるのではないでしょうか?
そして紫式部の没年ははっきりとした記録はありませんが、実資の書いた「小右記」という日記には1027年頃までは生きていたとみられる形跡がみられます。その後、紫式部は浄土信仰に傾倒していたとみられており、阿弥陀如来に一心にお教を唱え、出家をするか迷い苦しむ様子が伺えます。しかしこのドラマのまひろは、きっと来世での、道長と出会いを強く願いいつかまた会える日を信じて、川辺でその時を待ち望んでいるのではないかとおもいます。
本日も最期までご視聴いただきありがとうございました。
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『大河ドラマ「光る君へ」ファンミーティング』
12月2日月曜日東京都渋谷区NHKホールで開催されます。大河ドラマ「光る君へ」をよりお楽しみいただくための撮影秘話の紹介のほか、これまでのドラマの振り返りや最終回の見所などにも触れ「光る君へ」の魅力をたっぷりとお届けします。出演者は以下のとおりです
司会(ききょう・清少納言役)ファーストサマーウイカさん
司会(藤原斉信役)金田哲(かなだ さとしさん)
出演者
まひろ・紫式部役の吉高由里子さん
藤原の道長役の柄本佑さん
藤原公任役の、町田啓太さん
一条天皇役の塩野瑛久さん
藤原彰子役の見上愛さん
日時
2024年12月2日(月)
開場:午後6時
開演:午後7時
終演予定:午後8時30分
会場:NHKホール(東京都渋谷区神南2-2-1)
豪華メンバーで観覧は無料。ご希望の方はお申し込みが必要になりますので、ぜひ関東近郊の方は応募してみてください。
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NHK出版公式ガイドブック「NHK大河ドラマガイド光る君へ完結編」について
著者情報:MHK出版
脚本:大石静 作
完結編インタビューに登場の出演者
吉高由里子(まひろ/紫式部役)
柄本佑(藤原道長役)
岸谷五朗(藤原為時役)
南沙良(藤原賢子役)
見上愛(藤原彰子役)
渡邊圭祐(藤原頼通役)
塩野瑛久(一条天皇役)
木村達成(居貞/三条天皇役)
三浦翔平(藤原伊周役)
竜星涼(藤原隆家役)
伊藤健太郎(双寿丸役)
凰稀かなめ(赤染衛門役)
動画内参考資料 引用
NHK出版「光る君へ」後編
NHK大河ドラマガイド光る君へ完結編
東京ニュース通信社「光る君へ」Book2
国文学研究資料館所蔵
小学館:学習まんが人物館
講談社現代新書:紫式部と藤原道長
フリー素材 いらすとや
NHK(C)
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