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【動画】NHK大河ドラマ「光る君へ」10月27日放送第41回第41話「揺らぎ」次回予告!あらすじネタバレ解説!吉高由里子、柄本佑、伊藤健太郎、NHK出版公式ガイドブック完結編!藤原道長、紫式部、双寿丸賢子

NHK大河ドラマ「光る君へ」10月27日放送第41回第41話「揺らぎ」次回予告!あらすじネタバレ解説!吉高由里子、柄本佑、伊藤健太郎、NHK出版公式ガイドブック完結編!藤原道長、紫式部、双寿丸と賢子の恋愛

動画を御覧いただきありがとうございます。今回は10月27日放送、第41話の内容と第40話に登場しました賢子を救った双寿丸について今後、このドラマにどのように関わっていくのか。また、双寿丸のモデルとなった歴史的人物について解説していきたいとおもいます。

第40話
賢子と乙丸が食材を買いにでかけると、乙丸が盗人からひったくりにあい、賢子は、叫びながら追いかけますが、取り押さえられてしまいました。 そこに見知らぬ若い男が訪れ、瞬く間に盗人たちをねじふせてしましい、足を怪我した乙丸を背負って屋敷まで送り届けてくれました。その若い男は、双寿丸と名乗ると、賢子はお礼をしたいと敷にその男を上がらせ夕食をふるまいました。

第41話
まひろは、賢子から、双寿丸が盗人から救ってくれたことを聞くとお礼をいいます。糸は、「姫様は、越後守の御孫君、お前が親しくするようなおなごとは違うのだから」といって追い返そうとしますが双寿丸は「姫様って面でもないよな」というと、賢子は声を上げてわらいます。その年の秋、賢子と乙丸が辻を歩いていると、再び双寿丸と出会い賢子は双寿丸に「また家に食事に来るように」声をかけます。その数日後の夕方に、双寿丸は賢子の家を訪れ、そこにまひろも帰ってきくると一緒に食事をしました。双寿丸は屋敷に書物がたくさんあることに気がつくと、賢子は読みたければ貸すといいますが双寿丸は文字が読めないといいます。賢子は自分が教えるといいますが双寿丸は「人には得意不得意がある。自分は武士としてのホコリをもっているので必要ない」と答えます。賢子が、双寿丸の話を楽しそうに聞いている様子をみたまひろは、二人を微笑ましく見つめます。ということで、今回は、10月20日放送の、第40話より登場しました賢子を救った双寿丸について今後、このドラマにどのように関わっていくのか。また、双寿丸のモデルとなった歴史的人物について解説していきたいとおもいます。

今回登場しました双寿丸についてですが、史実にはないドラマオリジナル人物として登場します。賢子を救ったことで、屋敷の夕食に招かれて、その後も何度も訪問を重ねるうちに、居心地が良くなっていき家族という暖かさに触れていきます。いずれ賢子は双寿丸に淡い恋心をいだいていきますが、それに気づいた双寿丸とどうなっていくのか?今後の展開がとても気になっていきますよね。双寿丸は、藤原隆家と親交のある武者。平為賢のもとで、武術の研鑽(けんさん)に打ち込んでいる若武者で武者であることに誇りをもち、身分にかかわらず思ったことはなんでもいう青年で、そんな姿に賢子は興味を惹かれていきます。師範である、平為賢は藤原隆家が大宰府に赴く際に従い、刀伊(とい)の入寇(にゅうこう)の際に軍功を立て、双寿丸もいずれ大宰府に赴くときがやってきますが、賢子との関係はどうなっていくのでしょうか?

双寿丸のその後を見ますと、1019年に九州地方の、壱岐、対馬を女真(じょしん)という中国のほうから攻めてくる海賊と戦う、刀伊(とい)の入寇(にゅうこう)という事件で、財部弘延(たからべのひろのぶ)大神守宮(おおがのもりみや)とともに、海賊の討伐で活躍するようなんですが、歴史的な記録を見ましても、これが誰なのか?またそのごの消息はわかっていません。当時の記録をみますと討伐(とうばつ)で活躍した主な者として
大蔵種材(おおくら の たねき)・大蔵光弘(おおくら の みつひろ)
藤原明範(ふじわらのあきのり)・助高(すけたか)・友近(ともちか)・致孝(むねたか)
平致行(むねゆき)
平為賢(ためかた)・為忠(ためただ)
財部弘近(たからべのひろちか)・弘延(ひろのぶ)、
紀重方(きのしげかた)
文屋忠光(ぶんやのただみつ)
多治久明(たじ の ひさあき)
源知(げんち)
常覚(じょうかく)

双寿丸のモデルとなった人物については、台本にも書かれておらず、このドラマで双寿丸を演じます、伊藤健太郎さんもバックボーンについては知らされていないとのことですが、この次期に生きた平将門の孫の、平 忠常(たいら の ただつね)の青年期が双寿丸のモデルではないかという説もあるそうです。平 忠常(たいら の ただつね)は、関東で有力な武士で、京に上り(藤原道長の次男)の藤原教通(ふじわら の のりみち)に仕えていた形跡があるとされている人物ですが、でどころももとから武士の家に生まれていますしね、この説はですね、考えにくいのではないかと思います。脚本家の大石静さんは、過去にも、直秀と言う散楽のメンバーや、宋の医師の卵、周明(じょんみん)などのオリジナルキャラクターを登場させることで、歴史的出来事とまひろの生涯をうまく重ね合わせて、よりドラマの繋がりを持たせておりますので、今回も双寿丸を登場させることで、ただ刀伊の入寇だけを、まったく関係のない場所で起きてるできごとではなくてですね、まひろやかたこを通してより身近な出来事として感じられるようにしているかと思います。それだけではなくてですね、賢子とまひろの親子関係を繋いでいく過程においても、重要な役割をになっているんじゃないかと思います。周明の時も、越前から帰って来て、宣孝と結婚するのに、やはり、周明に騙されて傷つくことによって、宣孝に気持ちを切り替えるきっかけになってますからなんらかの登場意義があるのではないかとおもいます。

双寿丸によく似た登場人物の直秀のモデルは、藤原 保輔(ふじわら の やすすけ)と言う盗人だったと言われていまして、藤原 保輔(ふじわら の やすすけ)の兄の藤原 保昌(ふじわら の やすまさ)は和泉式部と結婚し、藤原道長・頼通(よりみち)親子の家司(けいし)も務めておりますので双樹丸もですね、ある程度、道長、まひろにに関連した人物のモデルみたいな人は存在するのかもしれませんね。

41話重要な出来事について
第41話では、三条天皇は内裏に移る準備を藤原公任に命じると藤原道綱、藤原隆家、道長の次男藤原教通(のりみち)を側近にしたいといいます。そして三条天皇は道長を関白として自分を支えてほしいといいますが、道長はこれを辞退します。その年の秋、藤壺で中宮彰子が和歌の会をひらくと、ちょうどその場にききょうがやってきます。ききょうは「敦康様から中宮様に届けものだというと」亡き定子が好きだった、椿餅(つばきもち)を持参して敦康様も、最近よく召し上がるようになって、中宮様にもお届けしたい」といいますが、歌会をかひらいで楽しそうに暮らしている彰子をみたききょうは、彰子に対して、敦康様と離れ悲しそうにしていると思っていたら、もう敦康のことは、過ぎたことですのね。 敦康は、私どもで面倒見ますから、忘れてくださって結構ですのよ。」といいはなします。その数日後、敦康親王は藤原行成を連れ藤壺を訪ねますが、彰子が御簾越しに話をすると、「せっかく参りましたのにお顔が見ねばつまりませぬ」といい御簾の中に入ってしまい、「光る君のようなことはいたしませぬ。ただお顔が見たかっただけなのでございます」といいますがそのことを知った道長は、敦康は二度と内裏に上がれないようにせよと行成に命じます。そのご、藤壺には三条天皇の女御となった妹の藤原妍子(きよこ)が入り、彰子は枇杷殿に移りました。藤壺に移った妍子(きよこ)は、敦明親王を招くと妍子(きよこ)は御簾から飛び出して敦明に顔を近づけると「好き」といって誘惑をしますが、敦明は「おやめください」といいますが、さあどうなっていくのでしょうか?第42話へと続いていきます。

今回は10月27日放送、第41話の内容と第40話に登場しました賢子を救った双寿丸について今後、このドラマにどのように関わっていくのか。また、双寿丸のモデルとなった歴史的人物について解説させていただきました。本日は最期までご視聴いただきありがとうございました。
また次回どうがもどうぞお楽しみに。

NHK出版公式ガイドブック「NHK大河ドラマガイド光る君へ完結編」について
完結編インタビューに登場の出演者としましては、以下の12名のお名前が書かれています
吉高由里子(まひろ/紫式部役)
柄本佑(藤原道長役)
岸谷五朗(藤原為時役)
南沙良(藤原賢子役)
見上愛(藤原彰子役)
渡邊圭祐(藤原頼通役)
塩野瑛久(一条天皇役)
木村達成(居貞/三条天皇役)
三浦翔平(藤原伊周役)
竜星涼(藤原隆家役)
伊藤健太郎(双寿丸役)
凰稀かなめ(赤染衛門役)

動画内参考資料 引用
NHK出版「光る君へ」後編
NHK大河ドラマガイド光る君へ完結編
東京ニュース通信社「光る君へ」Book2
国文学研究資料館所蔵
小学館:学習まんが人物館
講談社現代新書:紫式部と藤原道長
フリー素材 いらすとや
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