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NHK大河ドラマ「光る君へ」9月29日放送37回、37話「波紋」伊藤健太郎 双寿丸、藤原賢子(南沙良)「伊周呪詛事件」次回予告!藤原伊周の最後、清少納言、!あらすじネタバレ解説!紫式部日記、歴史の解説。
動画を御覧いただきありがとうございます。今回は9月29日放送第37話の内容と、ドラマ後半に向けて重要な新しい情報がはいりましたので、解説していきたいと思います。
今回の新たな情報としましては、動画のタイトルでもね、ご案内させていただきましたけれども、まひろの産んだ娘の賢子についてなんですけれどもね、NHK公式サイトの人物紹介のほうに正式に「実の父は道長である」という表記がはいりましたので、これによって、今後のドラマでね、娘の賢子の待遇が、かなり優遇されてくるんですけれども、これがどのように世間にみられていくのか、そしてそのことで、正妻の倫子や側室が、どうかわっていくのか?ちょっと、こわいきもしますけどね、このあたりもみていきたいと思います
そしてその賢子に関することですが、オリジナルキャラクターの双寿丸の情報も新たに発表になったそうなんですが?「はい。こちらもNHK公式さいとのほうに、新しい情報が書かれていましたので、どんな人物で、今後どのようにドラマに関わっていくのか?また恋愛に発展してね、ラブシーンなどはあるのかなどもきになってきますよね」
まず37話の内容について解説させていただきます
第36話では、◯◯の頃までが放送されましたので、第37話では、それ以降の出来事が描かれて来るかとおもいます。1009年、正月末、彰子と敦成親王(あつひらしんのう)を狙った呪詛事件が発覚し呪詛を行ったとして捕らえられたのは、円能(えんのうという)陰陽師でともに計画を企てたとして高階明順(たかしな の あきのぶ)、高階光子、源方理(みなもとのかたまさ)の3人の名前も浮上しこの3人は全て藤原伊周の縁者であり朝政に復帰していた伊周も大きな打撃を受け伊周の叔母(おば)の高階光子が入獄させられ伊周は直ちに朝参を止められます。その後4ヶ月後の6月13日に道長の計らいで呪詛の件は落ち着き、伊周は朝参を許されましたが、伊周は翌年1010年正月28日正月28日、37歳で逝去します。(放送は38話になる可能性が高いです)
藤原伊周の死因についてですが、『栄花物語』をみますと、病気によるものだとみられていますけれども対して苦しむことはなく、かぜのように咳をしていましたが以前から、「しきりに水を飲んでいて、食欲もあるのに痩せていった」と書かれていますので、お父さんの道隆と同じ糖尿病であった可能性も考えられます。当時は、糖尿病のような症状を、のみみず病ともいわれていましたので原因は、家計だったのか、お酒だったのかはわかりませんがは、藤原伊周は亡くなる直前には、お后(きさき)候補としてたいせつに育てた2人の娘にはですね 「くれぐれも、宮仕えをして、親の名に恥をかかせることをしてはならぬ」といいます。また息子の道雅(みちまさ)に「人に追従して生きるよりは出家せよ」と遺言をのこし長女は道長の次男、源の明子が産んだ、頼宗(よりむね)の正室となり、右大臣俊家(としいえ)内大臣能長(よしなが)を始めとする多くの子を産みました。
しかし伊周の死後、その屋敷は群盗が入るほど荒廃し、次女は、道長の長女、藤原彰子への出仕を余儀なくされ嫡男道雅(みちまさ)は、三条院の皇女、当子内親王(とうしないしんのう)との恋を引き裂かれて、以後、官吏につくことにも恵まれず、多くの乱行を行い「荒三位」と呼ばれるようになり、落ちぶれていってしまいます。そしてこれによって、一条天皇と定子の間に生まれた第一皇子の敦康親王(あつやすしんのう)は完全に後ろ盾を失い窮地に立たされ、道長は彰子の子の産んだ、敦成親王(あつひらしんのう)を未来の天皇即位へ向け、行動していくようになりますが、またこれで娘の彰子との間に大きな対立が起こっていくわけなんです
道長のしたら、政治的な安泰をまもるために、自分の孫をですね、天皇にしたいと思うのは当然なんですが、中宮彰子は、小さい頃から定子の産んだ敦康親王(あつやすしんのう)を引き取って、我が子のように育ててきたわけですから、とても複雑な心境になるかとおもうんですが、このあたりの描写も、源氏物語の「紫の上」が、明石の君のこどもを引き取って我が子のように育てていくシーンがあるんですが、かさなる部分もあって、興味深い部分でもありますよね
賢子と双寿丸についてですがどのようになっていくのでしょうか?
まずですね、賢子と双寿丸が出会うのがいつなのかは、まだわかりませんが、発表によりますと、出会いのきっかけは伊藤健太郎さんが演じます、双寿丸が、賢子を盗人から救ったことで、その屋敷に出入りするようになり、まひろ(紫式部)とも知り合う。武者としての生き方に独自の考えを持っており、興味を持った賢子はひかれていく。と書かれていますが、双寿丸は、ですね、伊周の弟の藤原隆家に、従う武者 平 為賢(たいらのためかた)のもとで、武術の研鑽(けんさん)に打ち込んでいまして、平 為賢(たいらのためかた)は隆家が大宰府に赴(おもむ)く際に従い、1019年に起こる刀伊(とい)の入寇(にゅうこう)という、大陸からですね、女真(じょしん)という集団を主体とした海賊が、日本の九州、特に、壱岐や対馬を襲い、更に九州に侵攻してくる事件が起こるわけなんですが、その際に活躍して手柄をあげるんですが、双樹丸もおそらく、この戦に何らかの形で登場するのではないかとみています。ところがですね、歴史の記録をみますと、この刀伊(とい)の入寇(にゅうこう)が起きる2年前の長和6年(1017年)ころに、賢子は18歳になって、母の後を継ぎ一条院の女院彰子(上東門院)に女房として出仕する。とされていているんです。そして歴史をみますとこのあたりから、紫式部はすでに亡くなっていたのではないかという説もありまして、この頃からだとおもうんですが、賢子のモテキがはじまってですね
錚々たる恋愛遍歴になりますが、
藤原道長の次男、(母 源の明子で伊周娘と結婚)、藤原頼宗(よりむね)
藤原公任の長男 藤原定頼(さだより) 、
そして、後に源俊賢(としかた)の娘と結婚する源 朝任(みなもと の あさとう)
とも交際があったと書かれていまして、とても双寿丸との恋愛をするような雰囲気ではないんですね。
双寿丸とは結ばれないのでしょうか?
それについては、まだわかりませんが、ひょっとすると双寿丸が刀伊(とい)の入寇(にゅうこう)で戦死してしまうのか、それとも、なにか隠された秘密があるのかはわかりませんが、賢子はその後、道長の兄で、まひろの母を殺したの藤原道兼の、次男の兼隆と結婚し一女の源良宗室(みなもとのよしむねしつ)をもうけたとかかれています。今回のドラマも、この史実どおりでいけば、賢子も、母親と同じく、自分の母の仇(かたき)の 次男と結ばれる、という同じ境遇に苦しむわけなんですがこの結婚についても諸説あり「栄花物語(えいがものがたり)」に書かれていた一文で「大宮の紫式部が娘・越後の弁、左衛門督(さえもんのかみ)の子産みたる」との記載から「左衛門督(さえもんのかみ)」が次男の兼隆(かねたか)だとみて、賢子と兼隆(かねたか)が結婚したとみられていますが実際にはこの配偶者は「左衛門督(さえもんのかみ)」ではなくて「兵衛督(ひょうえのかみ)」の誤りとみて賢子の結婚相手は藤原公信(ふじわら の きみのぶ)とする説もあるそうです。今回のドラマがどちらの説でいくのかは、まだわかりませんが、第1話で、事実にはない、藤原道兼にまひろの母親を殺させたエピソードが次男の兼隆との恋愛関係にも、何らかの影響をあたえまして、兼隆との結婚にはいたらず「兵衛督(ひょうえのかみ)」の藤原公信(ふじわら の きみのぶ)と結婚したのではないかということも考えられていましすよね。 そして更におどろきなのは、この藤原公信(ふじわら の きみのぶ)は、一人娘が生まれるんですが、生まれたその翌年の1026年、
亡くなっていてこのあたりも、宣孝、まひろと境遇がすごくよく似ているんですね。
そして賢子は、万寿2年(1025年)に、のちの(後冷泉天皇)になります、親仁親王(ちかひとしんのう)の誕生に伴い、その育て役の、乳母(うば)を任ぜられまして、この親仁親王(ちかひとしんのう)は道長のまごで、母は藤原道長と倫子の間に生まれた6女の藤原嬉子(よしこ)ですから、相当の大抜擢をうけまして、後冷泉天皇の即位とともに、従三位という位をいただき、中流階級の為時の孫にしては、異例な大出世をするわけですからね、これは、道長の娘であるゆえの特別待遇だったのではないかとおもわれるわけなんですね。
清少納言の2番目の夫 藤原棟世(ふじわら の むねよ)との間に生まれた娘の上東門院小馬命婦(じょうとうもんいん、こまのみょうぶ)が1008年頃に15歳となり彰子に出仕するとなっていまして、小馬命婦(こまのみょうぶ)は8歳のときに父の棟世(むねよ)が亡くなり、以後、高階貴子(たかしなのたかこ)の兄妹である高階道順(たかしな のみちのぶ)の養女になっていました。いまのところ、キャストとしては発表はありませんが、今後登場してくるかもしれません。
今回は9月29日放送第37話の内容と、ドラマ後半に向けて重要な新しい情報について解説させていただきました。
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参考資料
NHK出版「光る君へ」後編
東京ニュース通信社「光る君へ」Book2
国文学研究資料館所蔵
小学館:学習まんが人物館
講談社現代新書:紫式部と藤原道長
NHK(C)
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie
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いまさらですが マイク近くないですか? 息のかかるくらい近くで喋られてる感じがしているのですが 限りなくNativeですが 大きなお世話ですみません 前任者さんの企画よかったです
道長さんとまひろさんとのラブシーンもっと見たいです!
賢子ちゃんは長生きするのよね
続き楽しみにしてます😊
まひろが、道長や彰子に重用される事に、他の女房達が、妬みを募らせるのが、不気味。具体的な事件が起こるか、心配。
賢子が道長様の子と認知され良かったです✨しかしまだまだまひろには長生きして道長様との逢瀬を見たいですし.そうして上げたい気持ちです🎉👍
俄然面白くなって来た
37話も、ヒヤヒヤするシーンが多そうです😅
予告では賢子がまひろに「嘘つき」と言っていたし、もしかして道長が実父だと知ったのかな?
双寿丸との恋は、頼宗達との恋愛の代替エピソード(今作だと異母兄妹だし)で、結婚相手も藤原公信かもしれませんね🤔
(兼隆は、結婚相手の候補として名前が出る程度)
「双寿丸との子どもを授かったため、公信と結婚→生まれた子はすぐに亡くなる」なら、史実に近いストーリーにできますし。
敦康親王については、「光源氏と藤壺の不義の話が利用されて遠ざけられる(義理の母である中宮に、懸想をしているのでは?と噂されるとか)」という予想をしています。
ただ、これだと彰子の名誉も傷つく可能性がありますし、誰かを傷つけるために自分の作品を利用されたらまひろは怒るだろうし、また外れると思います😅
貴族社会は近親婚が多いですね。早死にする原因なんでしょうね
藤式部はどのようになっていくのですか?
IKnowYouさんに声がそっくりでびっくりです。
https://youtube.com/@iknowyoutarot?si=H-xmXKBQytB8Wuyi
今日の放送で、清少納言は再婚していない雰囲気だったので(定子の遺児に仕えていると言っていたので、史実のように再婚して夫と任地へ下っていたことはないのではと)、彰子に仕える娘の存在は、ドラマではないのではないかと思いました。
刀伊の入寇は隱岐、対馬ではなく壱岐、対馬ですよ
あー、藤原まひろさんじゃなく、藤島さんだったのね、❤
わーいわーい。姉妹解説?嬉しい☺️
うぽつ(*´ω`*)彰子様の出産シーンは怖かった…😅読経とか憑坐にビビった。道長様、皆の前でガッツリやらかしてて倫子様、赤染衛門先生の顔にヒェッ…( ;∀;)ってなった😅
口吸い、一条帝と愛ちゃん期待してたのに残念、賢子の口吸い、期待します❤
清少納言の動きが、気になりますね。なんか、怒っている顔していたから。
ラブシーンご無沙汰にうけました😂