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※本配信は「光る君へ」のネタバレを含みます。
≪今回お話ししているポイント≫
大河ドラマ『光る君へ』を
ドラマとしてまるごと楽しみながら
あちらこちらに散りばめられた
『源氏物語』のエッセンスを読み解き
わかりやすく解説させていただきます♪
今週の『光る君へ』では
ついに、『源氏物語』の執筆が
スタートしました!!
ここに至るまでの
数多くの伏線の
ひとつひとつが
見事につながり
壮大な伏線回収とともに
『源氏物語』が誕生しました!!
私が感じたポイントを
感動とともにお伝えいたします♪
最後までご視聴いただけたら嬉しいです♪
※以下のサイトから画像を使用させていただきました。
●NHK「光る君へ」公式
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/
【歴史エッセイスト 白駒妃登美(しらこまひとみ)】
「夢がない」「目標が定まらず生き方がわからない」という方に、歴史エッセイストであり、『天命追求型の生き方』提唱者・白駒妃登美が、日本の神話や歴史、偉人たちの生き方を紐解き、あなたが生まれてきた時に授かった天命に導かれ、運ばれていけるように、『天命追求型の生き方へのシフト方法』を発信しています。
多くの知識を持ってドラマを視聴していらっしゃる先生初め、コメントを寄せられる方たち。感心するばかりです。そして、とてもありがたい。本当に沢山の意味が込められているのですね。古典の知識の無い私は、まひろからかぐや姫の話が語られて、あぁ竹取物語をまひろも読んでいるのかと親近感をもった位なのです。(古典の歴史が解っていないのです……)そんな私でも先生の解説のおかげで楽しく、時にせつなくドラマを楽しんでおります。ありがとうございます。
道長が賢子を膝に乗せた時に、本当に気づいていなかったのか?膝に乗せたのは既に気づいていたから・・と解釈しました。気づいていないが騒がぬ道長、やるなあ~と
「光る君へ」がオリンピックでつぶれても、「待っていて本当によかった!」と言える白駒先生のおおらかさと、心の広いお人柄には、心底から感服致しました。
心が狭くて短気な老人である私は、「光る君へ」が都知事選でつぶれた時も、オリンピックでつぶれた時も、怒り心頭に発し、怒髪天を衝き、「そんなもん、サブチャンネルでやれぃ! NHKにはもう金を払わん!」と怒鳴っておりました(笑)。
さて気を取り直して、「源氏物語」もいよいよキックオフですね! 私の好きな「浮舟」は、まだまだ先になりますが、ドラマの展開と先生の深くて丁寧な解説を楽しみにしております。
ところで私の見落としかもしれませんが、石山寺にて紫式部が琵琶湖に映る満月を見て「源氏物語」を着想したという、有名なシーンはありましたでしょうか? 関係ありませんが、かのベートーヴェンもルツェルン湖に映る月を眺めながらピアノソナタ14番「月光」を作曲したとか。洋の東西を問わず、月には文学や芸術の創作を促す魔力があるようですね。もっとも私のような凡人には、箱根のお菓子「月のうさぎ」くらいしか思い浮かびませんが・・・。
また、先生のおっしゃられる通り、「光る君へ」では月が重要な役割を演じていますよね。以前私は「月がカレンダーと時計になっている」と書いたことがありますが、まさに「月は口ほどにものを言う」・・・助演賞を授与したいほどです(笑)。
電気も街灯もない夜空に輝く月。当時の人は月を見て何を思っていたのでしょうか?
何かと忙しい現代人はゆっくり月をめでることも忘れております。
80万字、原稿用紙で2000枚にも達するという源氏物語。あまりに多い登場人物たちの複雑な人間相関図。
まだ全文を読んだことはありませんが、関連する本を読んでいます。
これからも大石静マジックを楽しんでいきましょう。
白駒先生の ヤッバイです❤可愛すぎて射抜かれました。
先生の解説動画そのものの 熱さにふと涙がこみあげて来る時があります。
道長は定子には様々な嫌がらせをして苛め抜いたと思うけれど帝に同じ事をしては彰子の為にならない。そこで違うアプローチが出来るって素晴らしいと思います。1000年前の世界って力づくでもおかしくないのに、ここで文学かあ✨一条天皇も枕草子から離れる事が出来なかったのは枕草子を読む事で書かれていない二人だけの想い出が鮮やかによみがえって手放す事が出来なかったのかもしれない。源氏物語はもう一度嵐の中に身を置いて少し客観的になれるような事だったのかもと思います。
ちょっと違うかもしれないけれど渡辺淳一が阿寒に果つを書いたのは40代の頃です。若き日の苦しい恋をやっと思い返す事が出来たのが20年以上経ってからです。帝は31歳で崩御なさってますし 時代も身分も性格も違いますし単純に比較はしたくありませんが只思い出してしまいました。
史実を巧みに使いながらここまでできる大石さん凄いな。
和紙が降り続けるように構想が湧く感覚は大石さんのものかも。
白駒先生の解説は拡張高くいて艶濃く、聞き入ってしまいます。
来週はいよいよまひろと道長の関係に倫子と明子が本格的に絡まっていく展開になりそうですね。
来週も宜しくお願い致します。
第31話「月の下で」を視聴して、
枕草子と源氏物語の視座の違いが
面白いと感じました。
枕草子は、「当事者」としての視座。
実際にあった出来事や作者の心情が
美しい言葉で紡がれています。
対して源氏物語は、「第三者」の視座。
登場人物の心情や喜怒哀楽の様を
「語り部」としての立ち位置から
事細かに表現しています。
畏れ多くも私が一条天皇の立場であれば、
枕草子を読むと、懐かしさと共に、
過去に戻れぬ哀しみを感じます。
対して源氏物語では、登場人物を通して
生きる悦びと共に感じる、
様々な苦悩を識る事ができます。
帝とは古より唯一孤高の存在。
自身の苦悩を他者と共有する事など、
許されるはずもありません。
源氏物語には、登場人物を通して
ひとりひとりの異なる人生観を識る事が
できる面白さがあります。
誰とも共有できない悩み、苦しみを
源氏物語の登場人物の心情を通して
初めて分かち合えたと思います。
一条天皇にとって新しい切り口であり、
傷心を癒すきっかけになったのでは?
と推察しています。
今回の道長は、まさに「おもしろきもの」。
鈍感でまっすぐで嘘がつけない、
道長の人間味の表現が秀逸でした。
史実の道長は、病気がちで何度も
生死の境を彷徨っていました。
本人にとっては、綱渡りの連続で
後から人生を振り返ってみたら、
「望月」の心境に至ったのかもしれません。
かつて学識はあれど何も知らなかったまひろが、時の彼方に放った矢を拾いに歩み出すときが遂にやって来ました。(* >ω<) 願わくば月の光が夜を照らすのみのものではなく、太陽の光が形を変えたものなのだと、一条天皇初め人々が前を向けるような物語になってゆきますように(人´∀`*) 野分き風 日々寄り来る 産土にて 蓮花そよぐ 白く眩しく
実際はお上にあげたのは、帚木から空蝉の帖だったそうです。やはり桐壺からお見せするのは、機嫌を損ねてはと、考えたのは流石だと。
式部日記を読みましたが、おそらく公家文化最高の展覧豪華な祝宴の日々を、事細かにつづっている式部の筆の確かさに、この人はほんとに天才だったとおもいます。これだけしっかりしたデータがあるんだから、これをNHKがドラマでどう表現するのか、大いに期待したいです。
毎回、画面に描かれるドラマに対し、26:25 多面的で深い読みを解説して下さりありがとうございます。
枕草子誕生の回もそうでしたが、源氏物語誕生もこんなに美しく描かれて感無量です。
自分も二次創作などしていたことがあるので、あの「降ってきた!」のシーンはもう本当に痺れました。
道長の「望月の」の歌、そして紫式部の「めぐりあひて」の歌、共に月がテーマなので、このドラマでも月に託した描写がたくさんあるのでしょうね。
そして、「啐殻同時」のお話、ご紹介ありがとうございます。ものすごく鳥肌が立ちました!まさしく、そのタイミングだったからこそ、紫式部との出会いが彰子様を変えていくのでしょうね。今後の彰子様が更に楽しみになりました。
さて、来週からいよいよ出仕ですね。紫式部日記の内容のあれやこれやが、どう描かれるのかワクワクしています。
女房仲間のキャストも発表になりましたし😊
イジメに遭って実家に引きこもっちゃうのとか、大晦日(でしたっけ?)の盗賊全裸騒動とか、どこまでやってくれるでしょうか?!
源氏物語については、帚木などの部分が先に書かれており、その後、「桐壺」が書かれたと言われているらしい。そうなると、初めに書かれていた部分を道長が読み、そこから「一条帝に読んでいただく物語を」とまひろに依頼する、というのは無理がない。帝は枕草子にハマっていたと思われるからだ。
その構想にあたっては道長の背景説明も必要だったろうし、その内容も、最初に「帝に読んでいただかなければ」と考えるのも当然の「問題作」であった。明らかに一般向けではない。帝のためだけに書いた、というのは納得できる。
帝からすると「熱愛」が胸に響くのは当然としても、桐壺更衣の方が定子よりさらに気の毒と思えたのではないだろうか。そうなると「待てよ、世の中にはもっと気の毒な人がたくさんいるのではないか」という気持ちになる。結局、自分の苦しみや悩みを客観化、相対化することができるようになり、最後は癒されることになる。そして、もっと続きを読みたいと考えたのではないか。
道長がそこまで狙っていたのかはわからない。しかし、そのような架空の物語を構想できた紫式部は、人間心理における奇跡的天才と言えるのではないだろうか。
こんばんは。
素晴らしい回だったと思います。
帝の立場では許されないが、生身の人であればこそ。
そう語っている事を、一条天皇は読み取ったのかも知れませんね。
負の部分に目を背けない事で、人は癒され前を向けるとも感じました。
史実を裏付ける資料が少ないからこそ、内面描写を丁寧に描けたドラマだと思います。
筆を下ろして「い」の一文字を書く。その瞬間に歴史的遺産である源氏物語が誕生するというシーン。
合戦が多い歴史的ドラマに対する、文学文芸からの挑戦にも感じられて感動しました。
一条帝がイケメンだから救われる、ぶさいくだったら愛ちゃんがかわいそうすぎます。リカちゃんと愛ちゃん❤️頑張って‼️
道長が越前紙をわざわざまひろに届けにきた場面は本当に感慨深い,感動的なシーンでしたね。
これ迄の2人の愛や絆そして行き違いを見てきた視聴者にしてみたらまるで2人の結婚のシーンの様にも思えました。
そして2人の絆の中で源氏物語が生まれていく。そこには直秀の言葉も響いて居る。
これ以上の感動がないくらい涙が溢れました。
平安の世で貴族社会でも生き馬の目を抜かれる様な競い合いがあったとすれば道長が焦り時には暴走と取れる様な行動をしてしまった事も父親として彰子を不憫に思う気持ちがあったのかもと思うと理解はできる気がしますね。
一つの事象も視点を変えたらまるで別の物に見えるのかもしれません。
イヤダ〜、駒さまの艶声はたまらーん、❤いゝねー
「枕草子」は明るい面に焦点を当て、定子サロンの周辺人物たちを賛美しました。
それに対して「源氏物語」は、登場人物たちの「影」の部分も描いているものの、それは登場人物やそのモデルを貶めているわけではなく、明るい面にだけでなく「影」も併せて表現することで登場人物の内面にトータルで迫り、作者の紫式部が登場人物のモデルも含めてその人に深く寄り添っているのだなと感じました。
そこに描かれた内容が、自らの気持ちを率直に周囲へ発信することなどかなわないような人たちの内面を的確に代弁していたので、モデルとされていることがあからさまであっても、お上である一条天皇や内裏の女性たちからも支持を得たのではないでしょうか。
「枕草子」も「源氏物語」も執筆の途中からは一条天皇が読者(読ませる相手)であると想定していたとすると、それぞれの作者がその目的に沿って作品を書き切っていたのだということに思い至り、清少納言と紫式部の作家としての凄さをあらためて感じます。
一条帝は源氏物語の次も読みたがって行くのでしょうね。道長は鈍感ですね~。月を見て自分を月をみて人を思っていたと告白をしておきながら、まひろを置いて帰ってしまうなんて。。。
なるほど女院様が亡くなって倫子明子と道長のバランスを上手く調整していたバッファーがいなくなり、道長と二人の妻との関係に不協和音が生じたからまひろに救いを求めたのでしょう。