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ドラマ「光る君へ」5月26日放送、第21回「海の向こう」この動画は番組放送前に歴史的事実を元にガイドブックなどから物語展開を予測しながら展開を推測し解説した内容になっています。実際の放送内容とは異なり、番組の内容を紹介したものではなく、歴史的史実と合わせて展開を予想した内容になります。

あらすじ解説とは大河ドラマの公式サイトに情報が更新された情報をもとに解説をしまだ放送前なので実際にあっているかどうかわかりませんが、出演者さんの情報や登場人物がどんな人物だったのかなど事前にしっていると、よりドラマを見たときに理解が深まるのではないかと思い、お伝えしております。

996年、夏も終わりに近づいた頃、越前国国主を任せられた為時とまひろは、ついに京をあとにして越前へと向かいます。為時とまひろは乙丸を連れ、鴨川を渡り、粟田口から山科を経て逢坂山を越え、大津の打出浜（現大津市松本町）へ向かいます。打出浜からは、舟で琵琶湖西岸を北上し塩津浜に上陸し越前武生（たけふ）へ向かいます。

3人を乗せた船は、琵琶湖の穏やかな水面をゆっくりと進んでいきます
まひろは、船の甲板に座り、琵琶湖の景色を眺めながら、びわを引きます
ふと『海が見える遠くの国へ行かないか』と誘ってくれた直秀の事を思い出します。

港をでてすこしすると、風と雲が出てあたりは暗くなります。
そして稲妻が響くと夕立となり、風で船も大きく揺れます。
これまで舟に乗ったことがなかった、まひろは、心は落ち着かずその様子を和歌で詠みます
「かきくもり　夕立つ波の　あらければ　浮きたる舟ぞ　しづ心なき」　紫式部

この和歌の意味は「空一面が暗くなり、夕立で波が荒くなり、その波に浮いている舟も心も落ち着かない」という歌です

途中、高島の三尾崎の浜辺に立ち寄り、ここでも和歌で詠みます
「三尾の海に　網引く民のてまもなく　立居につけて　都恋しも」
海をみたことがないまひろは、漁師の姿をめずらしくみるも、京都の暮らしを恋しく思い出します

船は塩津浜（滋賀県長浜市）につき、そこから深坂峠（福井県敦賀市追分）を超えて越前へ向かいます。深坂峠は「深坂越え」と呼ばれる難所だと聞かされていましたが、近江国塩津と越前国敦賀を結ぶ古道で往来が絶えないほどににぎわっていました。

塩津山を越える際に、まひろの荷物を担いだ男が「ここは難所の道だなあ」とつぶやいたことを受け
「知りぬらむ　ゆききにならす　塩津山　よにふる道は　からきものぞと」
（お前たちもわかったでしょう。いつも往き来して歩き馴れている塩津山も、世渡りの道としてはつらいものだということが）いう和歌を詠みます

峠を越えると加賀の街が見え、敦賀からは海路で杉津に上陸し元比田から「山中越え」、陸路で木ノ芽峠（現福井県敦賀市新保）を越えその後、湯尾峠（現福井県南越前町今庄・湯尾）を越えて越前国府に入りました。そして越前についたまひろと為時に、また新たな問題が発生します
この続きはまた次回動画でご紹介させていただきます。
本日は最期までご視聴いただき、ありがとうございました。
また次回動画もどうぞお楽しみに。

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